常磐線特急

こんばんは、阿部です。

 

配属されてから毎週末茨城から埼玉へ帰省してます。その度に特急を使っているのですが、車窓から見える風景を見ているとこれがなかなか楽しいのです。

 

車窓から東京を見ていると、高いビルのひとつひとつの発する光が夜景となって浮かび上がってきます。その光が人のエネルギーのように感じられ、東京がいかに人を引き寄せるエリアかというのが視覚的に理解できます。

 

人が集まりそして働く。それが磁場を生んでより多くの人が集まる。そんなことを考えていると千葉、茨城へと入っていきます。

 

茨城にもなってくると光がまばらとなり、代わりに目に入るのは窓に映る自分の顔でした。エレカシ流に言えば幸せでも不幸でもない顔でした。今の生活が楽しくも辛くもないのはなんのチャレンジもしていないからだと思います。

 

実習期間で多くの現場を回っている日々ですが、その中でなにか残そうだとか変えようだとか思わず、ただひたすらこなすような毎日になっていました。これでいいのかと思う自分にこれでいいのだと言い聞かせ、なにかにチャレンジすることもなく淡々と過ごしていました。

 

これじゃあよくないなと思いますが、では何をするのかと聞かれればわからない。チャレンジしなくてはと思いながらも、結局は立ち止まってしまう。せめて東京で見たような光の一粒になりたいと自分を焚きつけても、淡々と過ごす毎日の心地よさに身を沈めている。

 

まずは小さなことから初めてみようかな。部屋を綺麗にするとか。